Randy Coven
Richard Bona
Robert Kool Bell
Robert Trujillo
Rocco Prestia
Roger Glover
Roger Waters
Ronald "Ron" David Wood
Sid Vicious
Simon Gallup
Squarepusher(Thomas Jenkinson)
Stanley Clarke
Steve Harris
Sting
Stuart Hamm
Stuart Zender
T.M.Stevens
Tal Wilkenfeld
Tim Bogert
Tina Weymouth
Tony Levin


Richard Bona

 

使用ベース:フォデラ・インペリアル5弦

ジャンル:フュージョン、ジャズ

主な奏法:ツーフィンガー

 

 

フレーズ難易度:

 

ジャコの再来と呼ばれるほどの天才ベーシスト。カメルーン出身。音楽一家の元で育ち、幼少から演奏活動を行う。11歳でカメルーンの都市ドゥアラに転居するとジャズ・クラブ等で演奏。主楽器はギターであったが、ジャコ・パストリアスのアルバムJaco Pastorius(ジャコ・パストリアスの肖像)に出会い、ギターからベースに転向。

その後、パリに渡り音楽教育も受けるようになり、地元のジャズ・ミュージシャンと活動。1995年にはジョー・ザヴィヌルと共演。ニューヨークに拠点を移した後、ザヴィヌルのワールド・ツアーにも同行し一躍話題に。その後は、パット・メセニー、ランディー・ブレッカー、デイヴィッド・サンボーン、ジョー・サンプルら大物と共演し、知名度、話題性、実力共にベースヒーローの一人となる。

 

 

演奏スタイルは、基本的にはジャコのスタイルを踏襲している。しかし、柔軟でしなやかなグルーブ、立ち上がりが早く粒のそろった音、ジャコより早いパッセージの手癖フレーズ、ソロの展開方法やアイデアは秀逸。ベースのフレーズと同時にスキャットでユニゾンも行うがこれも超絶。自身で作曲し、歌も歌い独自の世界観を展開。ソロアルバムも複数発表しており、音楽性の高さも素晴らしい。


Rocco Prestia

 

使用ベース:4弦プレべ

ジャンル:ファンク、R&B

主な奏法:ツーフィンガー

 

フレーズ難易度:

 

Tower of Powerのベーシスト。フランシス・ロッコ・プレスティアが正式名。ファンクといえば、どちらかといえば隙間を開けた特徴のあるリフや、休符や弾くタイミングで強弱をつけグルーブ出すスタイルを想像するかと思うが、跳ねない16分音符で弾きまくり、かつファンキーなノリを出すというこれまでになかったスタイルを確立。彼独特の音色(プクプク音)もファンキーなグルーブを出すために重要な要素になっている。以降のベーシストに多大な影響を与える。

 

プレイスタイルは、通常の2フィンガースタイルだが、左手が奇抜。基本的に人差し指でフレットを抑え、他の指はミュートをすることにより、プクプク音を出す。

 

フレーズは、tower of powerと言えばこの曲!から。16分のミュートのグルーブ感が最高。とにかく、音数が多いので正確に弾くこと、跳ねずに弾くこと、しっかりミュートすることを意識して弾いてみて欲しい。


Roger Glover

 

使用ベース:4弦

ジャンル:ロック

主な奏法:ピック弾き

 

フレーズ難易度:☆☆☆

 

ご存知ハードロック・バンド「ディープ・パープル」のメンバー。レインボーにも参加。2016年、同バンド名義で『ロックの殿堂』入り。キーボードも弾き、プロデュースも行う。バンド全体としての完成度を考え、必要なことを必要なだけ弾く。潔さとグルーブ感が素晴らしい。

 

ピック弾きメインでタイトなプレイスタイル。ギターのリフと同じラインを弾くことが多い。音色は比較的固めでピッキングは強め。曲やバンドによっては、ブリブリな音色でグルーブ感を出している。

 

譜面は曲冒頭から。Gマイナーペンタのフレージング。タイトに弾くことを心がける。ピック弾きの方がドライブ感が出ていい感じになるのでおススメ。マイナーペンタフレーズは応用が利くので重要!

 


Sting

 

使用ベース:4弦プレべ

ジャンル:ロック、ポップス

主な奏法:ツーフィンガー、指弾き(親指奏法)

 

フレーズ難易度:

 

イギリスのバンド、The Policeのベーシスト兼ボーカリスト。自身でもソロとして活動。歌いながらベースを弾くというスタイル。自身で作詞作曲も行う。どちらかというと、ボーカリストとしてのイメージが強いが、ベーシストとしても曲を引き立たせるプレイは素晴らしい。弾きまくるタイプではなく、隙間を開けてボーカルを目立たせるプレイが多い。

 

近年では親指奏法(サムピッキング)を多用。ツーフィンガーも行う。

 

フレーズは、この曲の中で最も印象あるフレーズ。1小節目のコードはC#m、2小節目はA。ある意味、歌のメロディーより目立っているかも。

これを弾けば曲がわかるくらいインパクトは大です。 


Sid Vicious

 

使用ベース:4弦プレべ

ジャンル:パンクロック

主な奏法:ピック弾き

 

フレーズ難易度:

 

話題のあるベーシストと言えばこの人。セックス・ピストルズのベーシスト。もともとはセックス・ピストルズのファンの一人だったが、初代ベーシストの脱退を機に加入。加入時はベース初心者だったようで、ほとんどベースが弾ける状態ではなかったが、加入後にラモーンズなどを聞き、ベースをマスターしていく。しかし、有名になっていくにつれ、ドラッグにはまり、まともに演奏ができなくなる。波乱万丈の生き方やセンスは、ファッション界や後のミュージシャンに多大な影響を与える。

 

プレイスタイルは、ピック弾き。シンプルなフレージングでグルーブ重視のプレイ。

 

譜面はギターが消えてからのフレーズ。シンプルながら粒立ちの良い演奏。楽曲を全体の雰囲気にマッチしたフレージング。


Squarepusher(Thomas jenkinson)

 

使用ベース:4弦ベース

ジャンル:テクノ、アンビエント

主な奏法:指弾き、スラップ

 

フレーズ難易度:

 

イギリス出身。本名はトーマス・ジェンキンソンだが、スクエアプッシャー (Squarepusher) のアーティスト名義で活動している。ジャズドラマーであった父の影響を受け、小さいころから音楽を始め、12歳からベースを弾き始める。15歳のときにLFOを聴き、電子音楽をに目覚め、スクエアプッシャーとしての活動は1994年から開始した。 1996年に「Feed Me Weird Things」1997年に「Hard Normal Daddy」を発表し一躍有名になる。独自のスタイルを持っており、プレイヤーとしてだけではなく、作曲家、編曲家としても才能を発揮する。

 

シンセサイザーとシーケンサーでの打ち込みの上で、人間がベースを弾くというスタイル。緻密な計算によるフレージングと速いパッセージのフレーズなどが持ち味。正確かつタイトなフレージングと高いレベルの演奏性、楽曲自体の完成度など、総合的にも素晴らしいアーティストである。

 

 


Stuart Zender

 

使用ベース:4弦ワーウィック

ジャンル:ファンク、R&B、スムースジャズ

主な奏法:指弾き、スラップ

 

フレーズ難易度:

 

イギリス出身。幼少期は父の仕事の関係でアメリカの小学校でドラムを叩いていた。イギリスへ戻り音楽学校へ通うが、一年で退学。17歳で親元を離れパンクバンドなどを経験したのち、10代でジャミロクワイに参加。アルバム『Synkronized』のリリース予定前にバンドを脱退。脱退後は、ローリン・ヒル、インコグニート等、様々なアーティストの作品に参加している。 近年はセッションベーシストとして活躍。

 

 

プレイスタイルは、ファンクを基調に、グルービーかつ、洗練された音選びが特徴。黒人的な重さはないが、ゴーストノートや音の切り方などの組み合わせでノリの良いベースラインを作っている。指弾きとスラップをバランスよく演奏できる。筆者もフレージング参考としてよくコピーしました。

 

 

譜面はサビ部分。サビはスラップ、Aメロ、Bメロは指弾きと使い分けて曲の雰囲気を変えている。一つづつの音価は短く、タイトに弾くと良い。若干ハネ気味。ドンシャリ(ローとハイをブースト気味)のセッティングがベスト。途中六連符が出るので、ゴーストノートと併せて弾くと雰囲気が出る。

 


Tal Wilkenfeld

 

Tal Wilkenfeld

 

使用ベース:4弦Sadowsky

ジャンル:ロック、フュージョン等

主な奏法:指弾き、スラップ

 

フレーズ難易度:

 

 

オーストラリア出身。14歳からギターを始める。ロサンゼルスに移住後、LA Music Academyのベース科に入学し、ベースを始める。卒業後、才能が開花し、一流ミュージシャンと共演していく。2007年、初のリーダー・アルバム『トランスフォーメーション』発表。その後、チック・コリアやヴィニー・カリウタのオーストラリア・ツアーに参加。2007年7月にはジェフ・ベックのバンドのレギュラー・ベーシストに抜擢されツアーに同行。ハービー・ハンコック等とも共演し、現在の人気を獲得している。

 

タイトなグルーブ感、速弾き、フィルインやソロ時の節回し、ニュアンス付けのためのビブラートとスライドテクニック等が彼女の持ち味。様々な奏法を高い次元のレベルで演奏している。使用機はSadowskyだが、ドンシャリではなく、重すぎず、軽すぎないちょうどいい音色。

 

譜面は、冒頭。この曲のイメージを特徴つける印象のあるフレーズ。簡単そうに弾いているが、テンションありのコード弾き+早いパッセージ+変拍子なのでとても難しい。フレーズを丸々コピーする形で覚えると良い。譜面はおそらくこのようなニュアンスの譜割りであろうと思うものを記載しています。ベース一本でここまでできるという典型の良いフレーズ。

 


Tim Bogert